『放たれた矢』の理論

この世で起こるすべての出来事は、過去世での因縁が原因となっています。

従いまして、この世に生まれてから『何かしらの対策』を講じても基本的には手遅れなのです(過去世には戻れないので)。

良いこと悪いことの一切合切が決定されています。

『今生で努力して何かを成し遂げたように見えても、それも過去世の因縁によって必然的に起こった事象に過ぎないのです』。

いわば『既に放たれた矢』が一定の方角・速度で、定まった時間に定まった標的に必然的に到達するのと同じ原理です。

これは努力によって変えることは出来ません。

『悪い運勢の人はいかに頑張っても無駄です』。

しかし、ただ1つだけ『既に放たれた矢の方角・速度を変える』方法があります。

それは『神・仏の力によって矢を掴み取ってもらい、方角・速度を修正して頂く方法です』。

そのための具体策が『延命十句観音経』を唱えることなのです。

日々『延命十句観音経』を唱えることによって、矢の方角及び速度が相当程度修正されます。

ただ、相当程度とはいえ、『本来は修正できない事柄なので、それが変更されると実際上運命的な変革が生じる場合も多々あります』。

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