被爆者の立場から核兵器の廃絶を訴えてきた日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会に対するノーベル平和賞受賞が決定しました。
それはそれで、良いことだと思いますが、なぜ、今まで受賞することが出来なかったのでしょうか?
多分、受賞を決定する「ノルウェー・ノーベル委員会」がアメリカの反発を恐れていたのだと思います。
ちなみに、今回の被団協の受賞に対して、アメリカの報道官は『われわれはこの機会を利用し、核兵器が再び使用されることがないようあらゆる努力をし、核兵器のない世界に向けて取り組みを強めていくべきだ。』と語りましたが、このコメントに対して、私は、違和感と共に憤りを感じました。
そもそも、『アメリカだけが人類に対して核兵器を使用しているのです(しかも2度も…)』。
先ずは、反省の言葉があってしかるべきではないでしょうか。
どの口から、まるで他人事のようなコメントが出てくるのでしょうか?
『我がアメリカ合衆国は、戦争を終結すると言う目的があったとはいえ、日本国民に対して核兵器を使用したことは、決してあってはならぬことであり、悪魔的な所業でした。ここに、79年前に犯した大罪を深く反省するとともに、核兵器を再び使用することがないようあらゆる努力をしていく所存でございます』と言うコメントに修正して頂きたいと思います。
追伸:全く反省がない点は、イスラエルと似ていますね…
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