一般的には『ポジティブに生きる』とか言われ、そのような生き方が推奨されています。
しかし、そのような『生き方』では幸福にはなれません。
何故ならばそのような『生き方』は『自分の能力に見合っておらず、無理をしているからです』。
『出来ること』と『楽しく出来ること』とは違います。
『努力の果てに何かを成し遂げた』と言うのは『凄い』ことだとは思いますが、『チョットおバカな生き方ですね』。
この点、『延命十句観音経』の読経も、『何かの願望成就のためにするのは邪道です』。
『延命十句観音経』の読経は『日常的な行為として、それなりにしている』。
『その他のやるべきことも不完全ながら、取り敢えずやっている』。
『あとは野となれ山となれ』と言うような心境で生きることが真に幸福になる秘訣ですね。
逆に言うならば、『あとは野となれ山となれ』と言うような心境になれるか否かが肝要なのです。
よく言われる『自然体』とは、そう言うことなのです。
難しいことではありません。
『ある意味諦めて、受け身で生きる』。
これが出来れば、真に自由になれます。
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