既に当サイトでも指摘したことですが、『煩悩』を『どうのこうの』しようとするのでは煩悩の虜になってしまいます。
例えば、万引き癖のある人がスーパーやコンビニに出掛けると、『盗んじゃいけない』とは思うでしょう。
でもやっぱり、盗んでしまいますね。
この心理は理屈ではないのです。
仮に、我慢に我慢を重ねて、万引きをしないことに成功したとしても、その反作用によって、とんでもない事態が生じます。
このことは、ギャンブル、性欲等あらゆる煩悩について知っておかなければならないことです。
私は、煩悩の扱いについては『明らかな犯罪行為でなければ、個人の自由意思』にゆだねるべきであり、周りが『どうのこうの』言うべき筋合いのものではないと考えています。
人は煩悩があるから生まれてくるのであり、煩悩を克服するために生まれてくるのではありません。
気にしなくて良いことを殊更気にするような生き方は間違っていますね。
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