人間は誰しも、死後、一旦(いったん)は霊界に行きます。
しかし、通常人の場合は、霊界の『高い層』に行くことは出来ず、数年、あるいは数十年すると『肉体界(この世)』に再び生まれてきます。
従いまして、『霊界の高い層』に行かない限り無限に輪廻転生が続く訳です。
ところで、『霊界の高い層』には、どのような意識の人がいると思いますか?
そこにいる人は、『自我意識がない人』です。
つまり、日常生活において、極力『自我意識がない状態』に持っていくことが出来れば、この世にいながら『霊界の高い層』にいるのと同じことになりますね。
逆に言うと、『自分の意識を神の座(霊界の高い層)に押し上げる』ことが『自我意識がない状態』を作り出す作業なのです。
そこまでもっていくことが出来れば、『運命を修正することができます』。
ただ、実際上は、完璧にそのような状態に持っていくことは普通人には出来ません。
間違っても、座禅、ヨガ等を利用して『そのような状態に持って行こう』としないで下さい。
極めて危険です。
この点、著名人の中には、『空観(一切のものは、ことごとく因縁によって生じたものであって、永遠不変の自我や実体といったものはなく、すべて空であると観じること)』獲得のためにヨガを利用している人もいますが、絶対にまねをしないで下さい。
私たち普通人は、『自分の意識を神の座(霊界の高い層)に押し上げる』と言う気持ちで生活する態度が『しても良い最大容量』です。
具体的には、『自分の意識が常に神の座にあることを意識しつつ、細かいことに拘(こだわ)らず、(その場のメリット、デメリットを考えないで)自分なりに自然に行動することです』。
それが出来れば、必ず幸福になれますし、それが悟りに近い状態なのです。
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