『過去世の因縁によって今生の出来事がほぼ100%決定されている』と言うことは、いかに足掻いても『自分の思い通りにならない』ことも決定されている訳です。
これをそのまま受け止めると『苦』でしかありませんね。
そこをどう考えるのか?
この点、以前親交があった『尼僧』は、『口癖のように後生(来世)を願いなさい』と言っていました。
私も基本的にはそう考えています。
ただ、『後生(来世)』を願うと言うことは、『今生を諦めること』をも意味するので、『はい、わかりました』とは中々言えない訳です。
追伸:ちなみに、上記の尼僧は『如来に帰依する』と言う救われ方法を40年以上実践していました。
彼女が、『本当に救われていたか否かは分かりませんが、いつも心は安定していたように思います』。
私とは立場が違いますが、口癖のように『あなたに(信者さんに向けて)法話をしてもらおうかしら』と冗談ぽく笑っていたことを思い出します。
今もお元気でしょうか?
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