近時、関東地区を中心として『闇バイト強盗』なる犯罪が増加していますね。
この現象に対し、無能な専門家・マスコミは『SNSの普及が最たる原因』であるかのような短絡的な指摘をしています。
しかし、ことの本質は、そこではありません。
一連の犯罪傾向の原因は『格差社会』にあります。
令和の現在、格差社会は、かなり深刻なレベルになっているのです。
一部のエリート層は別として、そうでない一般人は『働けど働けど我が暮らし楽にならず』『じっと手を見ないで』、『犯罪に手を染める』ことを余儀なくされています。
『闇バイト強盗』に手を染めている輩(やから)は近い将来の貴方かもしれません。
ちなみに、著名なドイツの刑法学者『フランツ・フォン・リスト』は、『最良の刑事政策とは最良の社会政策である』と言う名言を残しています。
この言葉は『救貧を始めとした社会環境の改善が犯罪を抑止するのに最も有効である』と言う意味ですが、現在の日本社会は(まあ、昔もそうでしたが)、大企業等の強者中心に全ての物事が決定され実行されていいます。
弱者である中小企業の労働者、(私が所属しているカテゴリーである)零細フリーランスは、強者からすると『(言葉は悪いですが)使い勝手のよいゴミのような、どうでもよい存在なのです』。
そのゴミのような、どうでもよい存在の中から、『闇バイト強盗』に手を染める輩(やから)が増殖しているのです。
悲しいですが、これが日本の現状であり『令和の闇』の象徴的な現象の1つです。
大企業にしか目が向いていない自民党政権下では、石破さんが首相になったところで『令和の闇』は、さらに深くなるばかりです。
追伸:最近専門家と称する人が、しきりに『窓とドアの防犯対策を呼び掛けていますが、彼らサイドの利益が見え隠れしていますね』。
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