『延命十句観音経の霊験』は、不幸な人に現れる…

観世音菩薩は、『人類の最後の一人が救われるまでは、自分は如来とはならない』と言う誓願を立てられました。

従いまして、その救済を受けるのは、簡単に言うと『不幸な人』つまり、今まさに、どん詰まり状態にある人なのです。

その様な人は、現実的な方法を用いても改善の余地がほとんどないので、『延命十句観音経の霊験』に縋(すが)るしかありません。

以前もお話しましたが、私は難関国家試験に何度となく落ち、『もはや打つ手なし』と言う状況になって初めて『藁をもつかむ気持ちで』延命十句観音経を一心不乱に唱えました。

そして気が付くと、いつの間にか3000回以上の読経をしていたのです。

試験の結果は、まさかの合格でした。

この経験がなかったならば、皆さんに『延命十句観音経』の読経を推奨することはなかったでしょう。

ちなみに、当サイトを読まれている方から『どのように祈ったら良いのか?』と言う御質問を受けました。

私は『【今の状況を改善して頂きたい】と言うお気持ちで唱えた方がよろしいのではないかと考えます』。と回答いたしました。
その上で、唱えた後の結果の全てを『観世音菩薩』にゆだねる、という生き方がよろしいのではないでしょうか。

『兎に角、観世音菩薩の法力を信じて、延命十句観音経を数多く唱える』。

私たちにできることは『これ』しかありませんね…

コメント